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2007年3月25日 (日)

勉強って何のためにするんだろう。

私は、受験教育を教えるプロ講師です。

ですから、基本的に、目標校が決まってて、どうすれば合格するのかというオーダーが一番多いので、今までは、こういった質問は比較的少なかったのですが、最近は、かなりこういった問題を聞かれることがあります。

私は、受験教育の一応の到達点である大学について語る場合が主です。

25年前くらいの先生なら、いい中学入って、いい高校入って、いい大学にいくと、いい企業に就職できて、楽な生活ができるからと説明していました。しかし、バブルの崩壊後、大企業がいとも簡単に倒産したり、吸収合併されたりと、そうした公式がなりたたなくなり、この説明は、あまり使えなくなってしまいました。

ですから、今は、本当は、たくさんの選択肢があり、就職している人々の平均年収が300万円~400万円といわれるような時代では、大企業に就職するより、専門学校を出て、放射線技師になったほうが、年収1000万円を三十代で達成できるというような状況であるので、なおさら、先ほどの説明はできません。

では、大学に就職するメリットとは何なのか。私は、それは人脈づくりだと考えています。たとえば、東京大学なら、OBの多い官僚との人脈がつくりやすく、慶応・早稲田だと、会社経営者・上級管理職になる可能性が高く、そうした人脈をつくれる可能性がひろがります。

それは、在学中でもそうですし、卒業してからも、活用できる可能性があります。そうした貴重な人脈づくりのために、大学にいくという選択をするのだと。

また、将来の希望職業が決まっていない場合、少しでも偏差値の高い大学に通っていれば、その選択の幅が広がるということです。偏差値の低めの大学からでは、たとえば官僚になりたいと思っても、なかなかなりにくい現実があります。また、企業に入りたいと思っても先輩のいる企業の数が多く、OB訪問に事欠くことがありません。選択の幅が広いのです。自分の道を、自分で決めるためにも、偏差値の高い大学を目指すほうがよいと思います。

勉強は、自分の進みたい道を、自分で決めるためにするものです。

私は、そう思っています。

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