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2007年9月12日 (水)

教育と報酬のはざまで

この仕事をはじめてから、ずっと悩んでいることがあります。

それは、教育と報酬という問題です。教育という行為をして報酬を得ることは、生きてゆくためには必要なことです。報酬がなくては生きてゆけませんから。問題は、その金額です。

この仕事をはじめた大学3年生当初は、ご家庭との直接交渉で、一時間2000円でした。この仕事は、ある面、成果報酬のような一面もあり、キャリアをつみ、技術が昇華すると、その分だけ、時給が上がってゆきます。過去最高は、時給2万円というものもありましたが、現在では、時給1万5千円が通常受けの金額です。

安い塾などでは、一週間2回、一回2時間、月になおすと、16時間で2万円のところもありますから、かなり高い水準といえます。こうなると、私を雇用できる方は、会社の社長、役職、お医者さんなどの高額所得者しかできないことになります。

もちろん、それに見合った実績を上げています。クライアントのもとめる実績は何が何でもあげます。

しかし、私の技術を必要とする多くの子供たちのほとんどは、その金額を重荷に感じてしまうのも事実です。

そこに、ジレンマが生じます。

本当は、私を必要とするすべての人のために、その人の無理のない金額で仕事を請けたい。しかし、今、私は、人を雇用して給与やボーナスを支払っている身の為、ある一定の金額以下で受けると、給与の支払いさえできなくなってしまいます。

将来、人を増やし、もっと安価で高度の技術をもった教師を増やそうとしてもその原資がなくなります。

また、この仕事は、一端単価を下げるとなかなかもとに戻らないというジレンマがあります。ですので、なかなか私を本当に必要とする生徒を受け入れることができないのです。

私のサジェストがあれば、確実に成績があがるとわかっていても、手助けする時間をとることができない。ジレンマです。

また、高い金額を支払ってくださるクライアントのためにも、金額を下げれないのが実情です。多分、事業が軌道に乗り、私が稼がなくても、会社がまわってゆけば、私は、より安い金額で、一人でも多くの子供たちの学習の悩みを解決できるのだと思います。

それまでは、ジレンマと戦いながら進まなければならないようです。

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